2013年8月28日水曜日

石貨のストーリー

カダイ村のステージに並ぶ石貨
今日は、ヤップの石貨についてお話したいと思います♪
 ヤップの石貨はキャッシュではなく、気持を表す道具とされています。お互いがギクシャクした際に“お詫びのしるし”、として贈られたりするコミュニケーションのツール、人と人を結びつける大切な役割を持っています。
石貨の多くはパラオから運ばれて来たそうです。運びやすいように形を丸くして真中に穴を開け、棒を 通してイカダに縛って浮かべ、カヌーでヤップまで持ち帰ったそうです。
 持ち帰る途中の苦労や失われた命のストーリーが石貨の価値とを上げるとのことです。
ヤップにたどり着く前に海に沈んでしまった石貨の価値も通用しているそうです。
 
 石貨はキャッシュではないですが、改めて、「お金を稼ぐということは、どれだけ大変か」、「結果が全てではなく、その過程のストーリーが最も大切だ。」
ということを心に刻むワンシーンをヤップで見る事ができます。

 

2013年8月26日月曜日

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石畳の小道「カナウォ」

 ヤップ島に住んで約1か月が過ぎました。日本では時間に追われる毎日で、眉間にシワがよったり、胃が痛くなる日々もありましたが、ヤップの穏やかな時間の中で生活するうちに、心の充実を改めて実感しております。
 
 写真は「カナウォ」と呼ばれるヤップの石畳の小道です。
この小道を歩いていると自然と心が落ち着いてきます。
この小道を歩く際には、怪しく手ぶらでは歩かずに、昔から伝えられている流儀で木の枝を持って歩くことが礼儀とされています。
 また、いつも利用している村の方が通る時には、すみやかに端に寄って道をゆずらなくてはなりません。そして、小道の両脇にある民家を覗いたりするのは失礼にあたります。
 日本の礼儀作法と通ずるものがあるなーっと感じました。
 裸足で歩くと一層心地良いです♪、