2013年10月30日水曜日

匠の技

カダイ村ペバイ
ヤップの 公民館(ペバイ)です。伝統的建築方法で建てられ、釘や針金をいっさい使っておりませ

ん。屋根はニッパヤシでできています。天井のロープの縛り方にも匠の技が“キラリ”と光ります。

そして、ヤップには匠の技術のトップに立つ、日本の人間国宝にあたるほどの伝統建築のマスターがいらっしゃいます。



匠のロープの技
                        

大木を切るときには、その木を切ってよいかどうか木の前に座って木と心を通わせるそうです。

木が「まだ切らないで」という場合は切る事ができません。

そのようなっこともあってか、個人的な感覚ですが、ペバイの前に行くと、ヒーリングスポットに来て

いるような心地良さを感じます。



床には日本で言う敷居にあたるような太い木の部分がありますが、

そこを踏んでは駄目だと教えていただきました。

畳の縁や敷居の件など、日本と同じ考えの習慣か何かあるのかと思ってましたら、

なぜなら、そこを枕にして昼寝などするからだそうです・・・ちょっと日本と違ってますが、

頭をのせるところに足を置くなということです。



天井です。
ヤシマットです。

                                                                  


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