ヤップに来た当初、お店にこの“伝統の技”が下がっていた時、「これはいったいなんだろう」と思っていました。
インテリア関係?オブジェのような・・・・・棒?
なんと、ヤシロープだったのです!
手に 取っていただくとわかるのですが、ロープの縦と横が規則正しく緩みなくキッチリと巻かれてまとめられていて、その精密な手作業に見とれてしまいます。
海水に数週間~3カ月くらい浸したヤシの皮を 乾燥させ、繊維をバラバラにほぐしてから、櫛でとかして紐状に長く合わせて、2、3本づつしっかりよっていくそうです。
ヤシロープは水に強いので、伝統カヌーの製造の際や伝統建築などにも使われています。
精密な巻き具合をほどくのが惜しく感じて、小さくまとめているロープを買って
キーホルダーにしました。
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