2015年2月18日水曜日

ユリシー紀行(いったん完結編)

2月も後半にさしかかり、すっかり間が空いてしまいました「ユリシー紀行(いったん完結編)」です。
手付かずの自然、目に前に広がるリゾート化されていない自然のままの美しい海、インターネットを使わない環境、束の間の「晴耕雨読」をおくることが出来ました。

日本から持ってきて未だに読んでいなかった本を読破することができました。

日本にいる時も毎日ネット環境でしたので、仕事の合間に海外を旅していても、仕事が頭から離れず仕事に関するメールが入っていないかを毎日チェックをしていました。

ユリシーは、そんな環境から脱皮し、心安らぐ島だと思います。
「メールも電話も通じないから」と職場へ宣言し、心ゆくまで自分の時間を楽しみましょう!


心の余裕とともに、ゆっくり考える時間も生まれてきます。


戦後70年、自然豊かな美がおりなすこの島において、太平洋戦争中、日本の多くの若い方々が、人間魚雷といわれた回天で命を落とした場所でもあるということを忘れてはならない場所でもあります。ホテルのロビーに並んでいる書籍の中に回天に関する本がありました。







PMAのフライトでユリシーをあとにする時、滑走路の脇に生えているココナッツの木の隙間から、子供たちや島の人々が滑走路を進む飛行機に向かって手を振ってくれ る姿は、子供の頃、近所の線路を汽車が通るたび、みんなで手を振っていた時代を思い出し、なつかしさがこみ上げてきました。
やっぱり「旅は人生」と実感する滞在でした。

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